その特徴的な見た目や毒を持っていることから、駆除されることが多いムカデですが、一体どういう生物なのかご存知でしょうか。今回はムカデについてご紹介致します。ムカデには多くの種類が存在しており、大きさも様々です。小さい種類であれば、人間を襲うことはあまりありません。しかし中には大型のものも存在し、ねずみなどの小動物を捕食することがあります。そして、そういった大型のムカデは、時として人間に襲いかかってくるのです。ムカデは、動くものに反応する習性があります。そして、空腹時や興奮時などはその習性が如実に現れ、ムカデに驚いて急な動作を取った人間に向かってくることがあります。また、蜂の毒に似た強力な毒を持っており、その沢山の足や大きな顎を使って傷をつくり、そこに毒を塗りこんでいきます。患部は赤く腫れ、炎症を起こし、酷い場合は発熱や嘔吐などの症状が生じるケースもあります。もしムカデに噛まれるなどしてしまった場合の対処法は、43度以上の清潔なお湯を20分ほどかけ続けてください。やけどしないように気をつけてシャワーなどを利用すると良いでしょう。この時に注意が必要なのですが、アナフィラキシーショックの恐れがあり、過去にハチに刺されたことがある場合やそういった傾向が見られる場合は、迅速に病院へ向かいましょう。助けを求めることが可能であれば、手配を任せ、ご自身はシャワーを当てておくと良いですね。ムカデは、時として人に牙を向くことがありますので、必要であればムカデ駆除を行いましょう。
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