毒を持っている狂暴な害虫、ムカデ。
見た目も特殊で目立つ害虫ですが、同じ多足亜門という昆虫のグループにはゲジとヤスデという近い仲間が居ます。
これらも人家に出現することがありますが、人によってはこれらを見たことがないということで、見たわけがつけられない方もいるかもしれません。
そこで今回はこれら3種の害虫の違いを見ていきます。
その1:毒について
ムカデは言わずもがな、強い毒を持っています。これにより獲物を弱らせ捕まえます。
ヤスデには毒らしい毒はありませんが、体の表面から出す液体は凄まじく臭い上、成分には青酸などが含まれているため、手に触れたり目に入るようなことは避けたいところです。
最後にゲジですが、こちらは弱い毒を持ちますが、人間に対して襲いかかることは殆ど無いので、あまり心配する必要は無いようです。
その2:動きについて
ムカデは比較的俊敏で、ネズミなどを捕らえることも出来るそうです。
ヤスデはゆっくりと動き、的に襲われると丸まって身を守るのが特徴です。
ゲジは大変素早く、あのゴキブリを捕獲できるほどだそうです。
その3:人間に対しての攻撃性
ムカデは人間に対してでも攻撃してきます。ムカデは後ろに下がらないという言い伝えが残るほどで、駆除の際には細心の注意が必要です。
ヤスデは人間に攻撃することはありません。一部のマニアにはペットとして大変人気のある存在です。
ゲジは人間に攻撃を積極的にすることはありません。むしろ危険を察知して、足などを切り離して猛スピードで逃げていくでしょう。
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