ムカデに限らず、害虫というのは人間の住む環境にあるエサを求めて住宅内に入り込んできます。
クロアリは砂糖やお菓子の破片など、ゴキブリは人間の食べるものを幅広く、そしてムカデの場合、なんとこのゴキブリをエサとして食べることがあるようです。
そもそもムカデのエサは、昆虫類を主に食べ、中にはネズミやカエルなどを捕食するものもあるほどです。
つまり、ゴキブリが出やすい家にはムカデも出やすいということになります。
ちなみに、ゴキブリを捕食するということで、一部ではムカデを害虫ではなく益虫として見る向きもありますが、他のゴキブリを捕食する昆虫に比べて、見た目の気味悪さ、更に強力な毒を持つということで危険視されていますので、あまりムカデに頼りすぎるというのもよくありません。
逆説的には、ゴキブリが出ない家にはムカデも出にくいということになり、ゴキブリが出ないようにするには人間が出す様々なゴキブリのエサとなりうるものを減らすことで、間接的にムカデ対策を行なうことにも繋がります。
ゴキブリの餌になるのは残飯、ダンボール、人間の老廃物など様々なものがありますが、いずれにしても掃除をこまめにすることで解決が可能なものです。
ムカデの脅威に怯える前に、まずは身の回りの片付けをしておくと、他の害虫の数も減らせて一石二鳥と言えますね。
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