梅雨に入り、本格的な高温多湿の環境に襲われるようになりました。体が暑さに慣れていない時期で、その環境は私たちにとっては過酷です。しかし逆に、この時期になると虫たちが活発に行動を始めるようになります。蚊やハチなどは代表的なものですが、忘れてはならないのがムカデの存在です。
高温多湿を好むムカデは、この時期になると姿を見せ始めます。実は寒いのも暑過ぎるのも苦手なため、6~7月、もしくは9~10月が最も警戒が必要な時期になるのです。日中は物陰でじっとしており、夜になると餌を求めて活動を開始します。そのため、気が付かないうちにムカデの侵入を許していることも多々あります。ムカデは視覚が退化しており、触覚を頼りに生きている虫です。そのため、餌など動くものに触れると反射的に襲いかかります。もちろん、人間に襲いかかることもあるのです。万が一襲われてしまうと、その毒で激痛が引き起こされます。
ムカデは害虫としても有名なため、ムカデの駆除は速やかに行うべきでしょう。しかしムカデは動きが素早く、前述のように触れるとそのまま襲われてしまう恐れがあります。また、ムカデは生命力が強い生き物です。中には、頭部をちぎられてもしばらく生きていたというケースもあります。油断していると、駆除したはずのムカデに襲われるかもしれません。ムカデの発生源を突き止めるのは非常に難しいため、頻繁にムカデを見かけるような場合はムカデ駆除のプロの方に依頼しましょう。目の前にいるムカデの駆除はもちろん、その侵入の予防にも力を発揮してくれるでしょう。
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