12月に入り、朝晩が寒い時期になってきました。この時期になると動植物は冬を越す準備に入りますが、ムカデもそうです。
ムカデは15℃以下になると活動が鈍くなり、冬になると冬眠をします。湿気のある場所を好むので、石の下や倒木の中といった所に隠れて春を待ちます。
もしかしたら冬の庭の石を持ち上げた時に見つけることがあるかもしれませんが、冬眠しているからと下手に触るのは止めましょう。ムカデは元々凶暴で攻撃性が高いですが、冬眠をしていても眠りが浅いのか攻撃性が落ちるくらいで危険なのは変わりません。まず冬眠可能な場所、冬眠をしている場所を排除するようにしましょう。落ち葉や廃材を片付けたり、草刈りしたりとムカデの住処をなくすのです。
どうしても動かせない庭の石や木がある場合は薬剤を撒きましょう。
少し先の話になりますが、冬眠を終えて春になり、5月頃になるとムカデの繁殖時期になります。ムカデは一度に70個近く卵を生む場合もあって、産んだ卵は1ヶ月程で孵ります。これを数回繰り返すそうなので、かなりの子供の数になります。その全てが成虫になるとは限りませんが、冬の対策が、春先の繁殖を防ぐ効果もありますので、どうぞ当サイトにご相談ください。
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