一口に害虫と言っても、多種多様な害虫が存在します。その中でムカデは厄介な害虫と言えるでしょう。ムカデはその外見から、不快害虫としても有名です。さらにムカデには毒も含まれているため、襲われれば強烈な痛みや発熱、吐き気などに苦しむ事になります。見るのも触れるのも避けたいムカデには十分にご注意ください。
さて、日本にも何種類かのムカデが生息していますが、特に要注意なのは「トビズムカデ」というムカデです。トビズムカデは、日本産のムカデの中でも最大の種類で、その体内に含まれる毒の強さも量も侮れません。さらに寿命も長く、長生きの個体は10年も生きている事があるそうです。トビズムカデは、住宅の内部や農地に出現する事も多いです。そのため小さい子どもが触ってしまったり、知らないうちに接近していたムカデに触れてしまったりというケースがあります。一度咬まれれば、そこから毒を注入されてしまいます。
時に20cmにも達するトビズムカデですが、熱に弱いという弱点は他のムカデと同じです。殺虫剤も有効ですが、熱湯をかけるだけでも駆除が可能です。また、ムカデの毒も熱に弱いです。万が一咬まれてしまった場合、冷水よりもお湯をかけながら毒を搾り出した方が良いでしょう。ムカデは繁殖力が強いので、一匹見つければその近くに何匹も潜んでいる恐れがあります。一度でもムカデを見つけましたら、その被害の予防のためにムカデ駆除業者をお呼びください。
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