見た目だけで嫌悪感を与えるムカデ。主に草むら・植木鉢や石の下などに潜んでいますが、時には人々の住宅内・建物の中に侵入してきます。そして、人にも咬みつき、激しい傷みや炎症を発症させることから嫌われ者であり害虫の一種とされています。攻撃性が強いことでも有名ではありますが、実はムカデが反応するのは生きているクモ・小さな昆虫・ミミズなどの小動物です。死んでいるものには反応を示しません。また、ムカデの目は退化しているため、ほぼ触覚に頼って動いているものの存在を捉えています。このようなムカデの生態を考えると、手を近づけるのは非常に危険であると言えます。手とムカデが接触してしまえば、すぐに攻撃されてしまうでしょう。先に述べたようにムカデに咬まれてしまうと、傷み・炎症といった症状がでます。万が一咬まれてしまった場合には、水で洗い流してムカデの毒を体内から出しましょう。口で吸い出すことはしないようにご注意ください。市販されている軟膏を塗って症状が治まることもありますが、効果がない場合にはすぐに皮膚科の診察を受けるようにしましょう。そして、ムカデが住宅内・建物内にいる場合にはムカデ駆除をして、安心できる状態にすることをおすすめします。
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